本記事はリライト記事です。

今日の飛び込み生徒さんはFさん。
愛用のパソコンが再起動するたびにエラーが出て青い画面が出るというものです。
少々不安な顔でパソコンをお持ち込みいただきました。
今回のトラブルは解決できました。
対策は文末に記載しています。

パソコンを確認したところ、有名な青い画面、ブルースクリーンが発生します。
具体的な症状は、去年の秋にマイクロソフトさんより提供されたWindows 10のアップデートプログラム「Windows 10 Fall Creaters Update」がインストールを失敗し、インストールを繰り返すため、パソコンが使えなくなるという症状でした。
その時に表示されるエラーコードが「0x8007001f」です。

記事を公開した頃はこのエラーはインターネットでも情報が少ないかったです。
今なら増えているかと思いますが、対策できないパソコンも多くあります。
というのもエラーの原因が「パソコンが古いため、 Windows 10 Fall Creaters Update に対応していませんということだからです。

そうなると「買い換え」という言葉が脳裏をよぎりました。
Fさんのパソコンはもともと Windows 7 がインストールされていた高性能モデルなのでまだまだ現役で頑張れそうなパソコンです。
大切に使い続けられているので、何とかしてあげたく思いました。

インターネットでいろいろな事例を調査し、ダンプ解析やエラーのログ解析も行い、何度も Fall Creaters Update の再適用を試しました。
パソコンを数日お預かりして、やっと解決策を見つけました。

パソコンの BIOS/UEFI を新しい Windows 10 に対応したものに更新することが解決方法でした。

メーカーさんのホームページで BIOS/UEFI を見つけました。
BIOS/UEFI とはパソコンが Windows など OS が起動する前に動作するプログラムです。

これを見つけることや更新することはパソコンに長けた方でないと難しいかもしれません。
うっかり、更新中に電源が切れたりするとパソコンは二度と立ち上がらなくなります。

このパソコンの BIOS/UEFI はパソコンを購入された頃のものでした。
そのため、新しい Windows 10 では動作できない命令があったのでしょう。
これを見つけてきた新しい BIOS/UEFI に入れ替えて、再び Fall Creaters Update の再適用を行ったところ、無事にアップデートすることができました。

無事にFさんのもとへ戻ったパソコンは2022/1現在も元気に活躍しています。

今回のトラブルは次のサービスをご利用いただきました。
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