ちらし作成実践講座 エステサロンオープン案内

本日の生徒さんは2店のエステサロンを経営するSさん。
富田林西口に2店目のエステサロンをオープンされるとのことで本日はオープンのお知らせチラシを作成にお越しになりました。

Sさんは非常にお忙しい方で夜遅めの時間にいつもお越しになって、ホームページやブログのメンテナンスをコツコツ進めておられます。

今回はチラシを作りたいとのことでしたが、あまり時間はかけたくないとのことでした。
今回利用したのはラクスルさんのデザインサービス。
急ぎで作成したい場合やこのようなパンフレットなどのフライヤーの作成が初めてな方などにおすすめなのがラクスルさんの無料で使えるデザインサービスです。

今回、チラシはお時間を取れないことからエステサロンの雰囲気もあり、華やかというより落ち着いた雰囲気のテンプレートを選択なさいました。

本当はじっくり練って作っていただきたいところですが、時間が取れないのは仕方ありません。
言葉をじっくり吟味して、新しく作るエステサロンの売りをアピールできるように整えていき2時間ほどで完成させました。

今回、ちらしを作成するにあたって注意した大切なポイントをご紹介します。
伝えたい相手がいる場合に意識しておくとうまくいく可能性が増えるでしょう。

ちらしを作るうえで注意した想定する対象者

今回のちらしはエステサロンのオープンを近隣にお住いの方に配るという目的がありました。
年齢層は40代くらいの毎日の仕事や子育てに追われる女性をちらしの対象としました。
肩こりや疲れ目でお困りの方に効果があるリンパドレナージという手法がこのエステサロンの売りでした。
この2点を大切にして、興味を持っていただけるように伝える対象者を想定しました。

1.伝える相手は決まっていますか？

ちらし作りで失敗しやすいのがエステに来てくれる可能性のある大多数のお客様に対して文章を書いてしまうことです。
次の文章を見比べてみましょう。

　1.　「20代から60代でエステサロンに興味がある人」

　2.　「40代で仕事と子育てが忙しく肩こりや疲れ目を改善したい人」

どちらの声のほうが耳に残るでしょうか？
おそらくは「2」でしょう。
伝える対象を広げると私のこと言ってるのかなと認識し、頭が声に反応しやすくなります。
ここを意識することで見込み客を増やせる可能性が上がります。

2.あなたのお店の売りは何でしょうか？

エステサロンオープンします、来てください。
これであなたなら振り向きますか？
エステサロンは街中あちこちに開いています。
選ぶ理由は値段となった場合、値上げをするとお客様は来なくなります。
ではどうすればいいのかというとあなたのお店にしかない売りをアピールするのです。
もし、そのアピールでお客様のお困りごとが解決するのであれば、ちらしを読もうとしていただけます。
先に決めた対象となるお客様にあなたのお店だからお悩みを解決できることを伝える必要があります。

3.一瞬見ただけで記憶に残る見出しをかけていますか？

アピールしたい一言をわかりやすく、目立つようにキャッチコピーとしてちらしに配置しましょう。
併せて、サロンの雰囲気や施術師がわかるイラストや写真をバランスよく配置しましょう。
大切な言葉を読み疲れない程度に相手に合わせたわかりやすい言葉遣いで書くことも大切です。
たくさんの文章を書けばいいのではありません。
一言一言に気持ちを込めましょう。

良い素材を集めれば、きれいなだけのちらしは作成できます。
でも本当に伝えたないといけないことが目に付くことろにないとお客様は目も止めてくれません。

シンプルでわかりやすく言葉をつづるのが読んでもらえるちらしを作るコツです。

デザインや文章を考えたり、お店の売りを見つける。
伝える対象のお客さんの絞り込み方など、一人ではなかなか見つけにくいことをご一緒に探しましょう。
伝わりやすい文章の書き方もご案内します。
ちらし作りでお困りならお気軽にお問い合わせください。

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今回のちらし作成実践講座は定期コースをご利用いただきました。